川越・歯科|本川越歯科インプラント・矯正センター(西武本川越ペペ4階/10時~21時/祝日のみ休診)

川越の歯科・本川越歯科インプラント矯正センターへのアクセス 川越の歯科・本川越歯科へのお問い合わせ 川越の歯科・本川越歯科へのよくある質問 川越の歯科・本川越歯科へのアクセス 川越の歯科・本川越歯科インプラント矯正センター
HOMEスタッフ紹介料金表初診の方へ設備紹介

本川越歯科ブログ

2017年7月23日

歯を削らない治療

久しぶりの投稿になります。
本川越歯科の鈴木です。
先日カリソルブ・ペリソルブを用いた治療法についての講習会に参加しました。

☆カリソルブ治療とは☆

スウェーデンで開発された、虫歯治療技術。

カリソルブ治療は、健康な歯質をほとんど削らない虫歯治療です。

スウェーデンで1998年に認可され、現在ではヨーロッパをはじめ、世界各国で一般的な治療として普及してきています。
日本では2007年に厚生労働省に認可された治療方法として注目を集めています。

・特別な薬剤で、う触だけを除去

カリソルブは、歯科用の材料として安全性が確認されている次亜塩素酸ナトリウムとアミノ酸を使用した薬剤です。

健全な軟組織、エナメル質、象牙質には作用せず、う蝕だけに作用しやわらかくすることのできるカリソルブは、健康な歯質をほとんど削ることのない虫歯治療が可能です。

ドリルの使用を最小限に抑えられ、ほとんどの処置において無麻酔または麻酔の量を減らすことができます。

神経に触れずに歯を健康的に守る、画期的な治療方法です。

う蝕以外の健康的な歯質はアミノ酸により保護されます。


カリソルブ治療は、神経まで達していない虫歯が対象です。

う蝕部分にカリソルブを塗布することで、う蝕組織のみに薬剤が作用し軟化します。

専用のインスツルメントでやわらかくなった組織を取り除き、詰め物をするだけで治療は終了です。



(上記内容はhttp://www.denmatpartnerjapan.com/products/carisolv/を引用)
このように歯科治療が嫌いな方でもこれなら出来るといった患者さんも多くいると思います。
上記の内容はメリットですが、デメリットもあります。

・適用できる虫歯が限られる。
歯を削る際の痛みがないカリソルブですが、全ての症例で適用できる治療法ではありません。
カリソルブは、比較的進行度の低い虫歯にのみ適用されることが多いです。
具体的には、C1やC2と呼ばれる虫歯です。これらは病変が、歯の表面を覆っているエナメル質と象牙質で止まっている状態の虫歯です。
C3以降の神経にまで虫歯が到達してしまっているケースでは、カリソルブは残念ながら適用できません。

・治療時間が長くなる。
カリソルブのデメリットとして、治療時間が長くなるという点が挙げられます。カリソルブは薬剤を紙面に塗布して、虫歯になった部分を溶かし、それを器材で取り除くという作業を何度か繰り返します。
これが一般的な虫歯治療であれば、ドリルを使って虫歯になっているエナメル質や象牙質を削り落としていくので、短時間で治療が終わります。
とにかく1秒でも早く虫歯治療を終わらせたという方には、カリソルブは不向きといえるかもしれません。

・虫歯の状態によってはドリルを使うことがある。
カリソルブのメリットに、ドリルを使わずに虫歯を治せるというポイントがありますが、実は虫歯の状態によっては、ドリルで歯を削らなければならない場合があります。
例えば、虫歯によって歯質に穴が空いていて、カリソルブの薬剤を作用させにくい状態であれば、まずはドリルで病変部を大きく開くこともあるのです。
もちろんこの場合は、通常の虫歯治療ほどドリルで歯を削ることはしませんが、ある程度の痛みや不快感を覚える可能性は出てきます。

・保険診療ではない。(自費治療)
厚労省には薬剤として認められていますが、保険が聞かない治療になります。

このようにメリット・デメリットもありますが、この治療で治したいという患者さんがいらっしゃいましたら当院の歯科医師に一度相談してみてください。