川越・歯科|本川越歯科インプラント・矯正センター(西武本川越ペペ4階/10時~21時/祝日のみ休診)

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銀歯が出来るまで


暖かいものとつめたいもの



銀歯を作るにはまず削った歯の型を取らなければなりません。
「まず暖かいものから入りますね。」
みなさんも治療に来てそんな言葉を聞いたことがあると思います。

暖かいものとは???
それは温めて溶かした寒天です(青い色)。
色は違いますがみなさんが口にするものと同じテングサが主成分です。寒天の「温めると液状になり冷えると固まる性質」を活かして歯の細かい所まで精密に型をとります。
でも、ご存知のように寒天はゼリー状で変形しやすいので形が変わらないように周りをピンク色の粘土のようなもので包みます。

※青い色が寒天でピンク色がアルギン酸ですこれはアルギン酸(多糖類)というものを水と混ぜて作るので少し冷たいです。最初は粘土みたいですが固まるとやわらかいゴムみたいになります。この粘土で寒天をしっかり包んで変形を防ぎます。

「暖かいもの」と「冷たいもの」・・・
矛盾しているようですがこの2つの材料の性質を活かして歯の型どりをしています。



白・黄・茶


模型の上から白・黄・茶・白です前回は「型どり」について書きましたが、型を使って次に何をするのか・・・
そう。みなさんの歯を忠実に再現した「模型」を作るのです。型の中に石膏(セッコウ)を流し込んで模型を作ります。
型に石膏を流して模型を作ります石膏というと皆さんは何色を思い浮かべますか?

昔、美術の授業で白い石膏像のデッサンをした記憶がある方もいらっしゃるかもしれませんが、ほとんどの方はまず「石膏=白色」と思うでしょう。

一般的には三色の石膏があります。
白色、黄色、茶色。
それぞれ細かな違いがありますが、一番の違いは硬さです。

石膏の種類と硬さ 色ごとに左図のような硬さになっているので、名前もそれぞれ普通石膏、硬質石膏、超硬質石膏です。
ほとんどの場合は黄色の硬質石膏を使って模型を作りますが、模型の用途によってそれぞれの石膏を使い分けているのです。その為、病院の材料室の水周りは、まるで美術室の手洗い場のようにカラフルになっています。



職人技


ついに模型になった皆さんの歯は次にどうなるのか・・・
虫歯で削った歯を模型にしているのでやはり穴は開いたままです。 ここでついに歯科技工士さんの登場です。
失った部分を「ワックス」と呼ばれるもので精密かつ丁寧に作り上げていくのです。

歯科で用いるワックスはどちらかというと誕生日ケーキなどに飾りつける蝋燭(ろうそく)のようなもので、削って形を整えたり出来るうえ、ある程度の硬さがあるので非常に便利な材料です。
以前も書きましたが、歯には細かな溝が無数に存在し機能的に働いています。

それぞれの歯をミクロのレベルまで忠実に再現しより機能的に働くようひとつひとつ作り上げるその技はまさに職人技です。銀歯を入れる機会がありましたら、 是非とも調整してお口に入る前にじっくりと眺めて見て下さい(笑)

このワックスで出来た歯を再び石膏などの特殊な材料の中に埋めて固めます。
その後、600度~1,000度の高温で焼くとワックスだけがきれいに溶けてなくなり銀歯の「鋳型」ができるのです。

次回はついに銀歯の完成です。


銀歯は「銀」?


金属を流し込み鋳型を外した状態 (3個の詰め物が付いてます) 金銀パラジウム合金完成した銀歯
(右下の6番目の歯) ついに出来上がった「鋳型」に金属を流し込みます。 ところで・・・
銀歯は一体どんな金属だと思いますか?

銀歯というくらいだから「銀」が入っていることは想像できると思います。
しかし、他にも多くの金属が混ぜられた合金なのです。
もっとも主流なものが「金銀パラジウム合金」と呼ばれるものです。

これは銀の他になんと「金」が入っています(約12%)。
金は非常に優れた材料で少し混ぜただけでも銀歯の性質を向上させます。

見た目は目立ちますがやはり金は非常に優れた材料なのです。
金歯が虫歯になりにくいのもうなずけます。
そして聞きなれない「パラジウム」これが銀の次に多く(約20%)含まれています。これはいわゆるレアメタルと呼ばれるもので流通量が少ない希少金属です。そして、年々価格は上昇しています。その他にもいくつかの金属が含まれています。

こうした様々な金属を組み合わせそれぞれの特性を活かす事で銀歯となり皆様の体の一部として機能することになるのです。


親知らずの痛みと腫れ|上のまっすぐ生えているタイプは1〜3日、ほとんど腫れない。下のまっすぐ生えているタイプは5〜7日、3割くらいの確率で腫れる。下の横に生えているタイプは10日〜14日、腫れ7割の確率で5日ほど腫れる。


上記で、型を取るための材料について書きましたが別の材料もあります。
それは「シリコンラバー」と呼ばれるものでいわゆるゴムに近いものになります。
これは特殊な材料で歯の表面だけではなく歯の周りにある歯ぐきの溝の中(歯肉縁下)等、非常に細かい所まで忠実に再現します。

その為、インプラントで最終的な歯を製作する時や前歯などのかぶせものでミクロの単位で審美性(見た目の美しさ)を追求する時などに使用します。
さらに「ラバー」でも硬さの違う二種類(青色と水色)を組み合わせることでより完成されたものとなります。
この材料は我々歯科医師にとってより良いものも作る為の武器となります。

しかし欠点があります。
それは固まるまでに時間がかかることです。その為、患者様に少しの間ツライ思いさせてしまうかもしれません。
その際はより良いものへの追求をご理解いただき協力して頂けましたら幸いです。