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保険で出来る白いつめもの(レジンについて)

つめものの種類と使い分け

歯科治療を受けるとき、白いつめものを簡単につめるときと型をとって銀歯を詰めるときがあります。 どうせつめるなら銀歯より白い歯のほうがいいに決まっています。 では、歯医者さんはどんな使い分けをしているのでしょう???

*以下の使い分けについては歯科の学会で推奨されたもので、本川越歯科もこれに準じて治療を行っております。 ただし、歯ぎしりがあったりかみ合わせの力が強い方などはコンポジットレジンの適応例でも使用しませんし、逆に奥歯でも非常に小さい虫歯で、あまりかみ合わない部分であれば適用外であってもコンポジットレジンを使用します 。歯科治療は患者さんのお口、かみ合わせの状態に応じて、使用材料や治療法が異なるこたがあるので以下の文章は参考程度と思ってください。

コンポジットレジン(白い樹脂のつめもの)

虫歯を削ったあとの穴につめる白いつめものです。
粘土くらいの固さの白い樹脂に特別な波長の光をあてると10秒程度で硬化します。
(種類によって硬化時間が変わります)歯に近い色になりますし治療回数も1度で終わるので、出来る限りこの材料を使いたいのですが、金属に比べ強度が弱く、歯と歯の間などはピッタリつめるのが困難です。
その為、一般的(学会や多くの歯科医院では)には以下のような場合に推奨しています。

川越の歯科、本川越歯科の保険でできるコンポジットレジン白い樹脂の詰め物

黒い部分のような虫歯であれば白いつめものがいれられます。

インレー(型をとってつくるつめもの)

これは虫歯を削ったあとの穴を型どりしてできたつめものをつくり、それを歯につめる方法の総称です。
治療に最低2回はかかります。
上記のコンポジットレジンでは治療できない場合に用います。
コンポジットレジンに比べ、インレーは強度があり摩耗したり壊れることが少ないです。
しかし、金属は歯と接着してくっついているわけでないので、まれにはずれることがあります。
(銀歯を歯につける時、接着剤のようなものを使いますが、実は金属と歯を化学的にくっつける接着材は存在しないので、あれは接着剤ではありません。)
たとえば、ジグソーパズルはその一つ一つが複雑な形態をすることで物理的維持力を発揮します。
金属のつめものもこれと同じ考えですので、虫歯を削った穴に外れにくいような形態を付与しないとすぐにはとれてしまいます。
つまり虫歯のところ以外にも歯を余分にけずる必要があるのです。
なお近年、インレーに使われる材料の性質が向上し銀歯ではなく白いものも存在しますが自費治療となります。

川越の歯科、本川越歯科の保険診療の銀歯のインレーと自費診療の白いインレーの比較