インプラントQ&A
インプラントは何年ぐらいもちますか?
インプラントの10年の生存率は9割を超えます。
衛生状態がよく保たれているインプラントは、長い期間にわたって良好に機能することが期待できます。
しかし、手入れがよくないとインプラントの周りが歯周病に侵され、インプラントの脱落や動揺などの原因となり、インプラントの寿命が短くなります。ご自身の天然歯のメンテナンスと同じように、毎日のケア、定期的な医院でのメンテナンスがインプラントを長く保つと言ってよいでしょう。
インプラントの治療期間はどのくらいですか?
通常3ヶ月~です。
インプラントの本数や埋め込まれる個所、治療方法によって差がありますので、医師にご相談ください。
インプラントに年齢は関係ありますか?
おおよそ18歳以降から、条件を満たせば年齢に上限はありません。
個人差はありますが、顎の成長が終わる18歳以降を目安に医師の判断によってインプラント治療を行うことが可能です。
高齢の方の場合、年齢制限はありませんが、インプラント治療のリスクとなる全身疾患がないこと、メンテナンスを継続して行えることが必要となります。
また顎の骨の量が不足している場合には、骨を増強する治療を行えばインプラントができる場合もあります。
インプラントで金属アレルギーが起こることはありますか?
インプラントはアレルギーがおきにくい純チタンでできています。
インプラントに使われている純チタンには、金属イオンが溶けださないという性質があるため、アレルギーが起こりにくいのです。
ただし、チタンアレルギーの方は、チタンインプラントの治療は受けられません。
事前にパッチテストでアレルギーの原因を特定しておくと安心です。
手術後に痛みや腫れはありますか?
痛み止めの薬で治まる程度です。
個人差はありますが、術後の痛みは痛み止めの薬で治まる程度です。
手術当日も鎮痛剤を使用せずに済む場合も多いです。
インプラントや人工歯が壊れた際のメーカー保証はありますか?
インプラントメーカーの保証がございます。
各インプラントメーカーでは、それぞれの製品に対して製品保証プログラムを提供しています。
メーカー保証を受けるためには、定められたメンテナンスを受けている必要があります。
インプラントの治療費は医療費控除の対象になりますか?
医療費控除の対象になります。
インプラントの治療費を含む、1月1日からの1年間に支払った医療費の合計が「10万円」または「総所得金額の5%」を超えることで医療費控除の対象となります。
対象となる医療費は、患者様だけでなく、同じ生活資金を使っている配偶者や親族の医療費も含まれます。