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2017年2月16日

歯周組織再生療法について

こんにちは。
本川越歯科院長の鈴木です。
ついにエムドゲイン治療について説明していきたいと思います。

エムドゲインとは・・・・
⭐︎歯周病治療と歯周組織再生⭐︎
歯周病により歯周組織が破壊されると結合組織性付着が失われます。そこには上皮のダウングロースによる深いポケットが形成されます。
理想的な歯周組織の再生は、接合上皮付着が最小限必要であることに加えて、コラーゲン繊維が封入された新生セメント質の形成による新付着と、これに伴う新生骨を獲得することなどであり、この再生すなわち歯周組織再生を可能にするために、今まで様々な研究がなされてきました。そのひとつとして失われた歯周組織を修復するために、歯周外科治療などが試みられていますが、多くの場合、ごく一部の結合組織性新付着と長い上皮性再付着の形成による治療となっています。
⭐︎エナメルマトリックスたん白質⭐︎
歯の発生期に重要な役割を果たすタンパクのひとつに、エナメルマトリクスたん白質があります。このたん白質はエナメル上皮が分泌するアメロジェニン・ファミリーのひとつで、歯根形成時にヘルトウィッヒ上皮からも分泌されており、エナメル質の形成だけでなく、セメント質の形成や機能性を有した付着組織の発達に関わることが示されています。このことからエナメルマトリックスたん白質は、歯周組織再生環境の提供に役立つと考えられています。
EMDとは、エナメルマトリックスたん白質を含むたん白質分画であり、このEMDに着目してスウェーデンのビオラ社(BIORA AB)が開発した製品がエムドゲイン® ゲルです。
(ストローマン社のHPより抜粋)

簡単に言うと歯が出来上がるために重要なタンパク質で、骨を再生してくれるものです。

今回の症例は左上の奥歯の一部の骨が無くなり、再生したいとのことで来院された患者さんです。

歯周ポケットが深く、排膿(膿でている状態)している状態でした。
この写真はオペ前の写真で麻酔しているので歯茎の色が白っぽくなっています。
歯茎を開くとこのように歯の横に穴がみられます。

そしてこの穴の部分から根面についた歯石をしっかり取り除き、消毒をし、そこにこの液を使います。

そしてしっかりと根面に塗り、歯茎をとじたら終了になります。
これから半年〜1年経過を追って骨の出来具合を見ていくことになります。

このようになるべく自分の歯を残すための方法は沢山あります。
しかし状態によっては絶対できる治療ではないので、もし気になるようであればお聞きいただければと思います。

次の症例はエムドゲインを用いた治療ではありませんが、右下の奥歯2本をどのように治療したかを説明していきます。
2本中1本は抜歯になってしまったもので、どのような治療方法をとっていったかを説明していきます。
最初のレントゲン写真がこちらです。

①左から3番目は根の先に膿の袋が溜まっています。
②左から4番目は根の先に小さな膿の袋があり、そして骨より下に虫歯が進行してしまっています。

①は根の治療をすれば治る可能性が高いので抜歯をせずに根管治療をしました。今回は根の形態的、膿の大きさ的に治療困難と思い根の治療の専門医にお願いをしました。
②は骨より下に虫歯ができてしまった状態です。クラウンレングスニングという周りの骨を削って虫歯の部分を歯茎より上に出す手術と根の治療を併用して治す方法もご説明させていただきましたが、長期的な予後等などを踏まえご本人の希望により抜歯を行い、インプラント治療になった症例です。
下の写真が根管治療が終わった①とインプラントを埋入した②です。

インプラント治療を行わずにブリッジ治療も選択肢にあったのですが、歯に負担をかけたくない場合はこのようなインプラント治療が最適だとは感じています。
しかし骨がない場合やインプラント治療に抵抗がある場合はブリッジ治療(もしくは入れ歯)が選択肢として上がってきます。
何が一番の治療方法か??というのは歯科医師によって様々です。それはなぜか??
答えは、どのような勉強をしてきたか、そして今まで培ってきた治療結果などをみてきてどれがいいものだったかということをもとに様々な答えがでてきているのです。
この病院ではこれがいいと言われた。あの病院ではこれ、先生はこれ、どれがいいのかわからないとよくお話の中で聞くことがあります。
たしかにどれが一番か??というのは難しいのですが、、、一番大事なのは私たちは人間なのでどれだけお互いの信頼関係を築けるかと、この歯科医師であれば任せられるという絶大な信頼をおけるかだと思います。
私たち本川越歯科ではみなさんに納得いくまでお話をさせていただき、満足のいく治療方法などをきめさせていただき常に最高のお口の中の状態を保っていきたいと思っています。
 

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